賢い塾の選び方

６−０８１．御茶ノ水女子アカデミーが合格者数を水増し

　お茶の水女子アカデミーに対する景品表示法に基づく措置命令について
　（消費者庁ＨＰ・２０１２年５月１０日）

消費者庁は、本日、お茶の水女子アカデミーこと浜田敏彦（以下「お茶の水女子アカデミー」という。）に対し、景品表示法第６条の規定に基づき、措置命令（別添参照）を行いました。

お茶の水女子アカデミーは、看護大学等の入学試験受験対策の予備校として役務提供を行っていますが、入学案内用パンフレットにおいて合格者数を過大に表示するなど景品表示法第４条第１項第１号（優良誤認）に違反する行為が認められました。

　考察

看護大学等への合格者数を水増しした予備校に、消費者庁が再発防止などの措置命令を出した。

水増しの規模はかなり大きく、パンフレットでは、看護大学等の平成２２年度と２３年度の合格者数は実際は９７名なのに２６７名と表示していた（２．７５倍）。医療系大学等の合格者数はさらに悪質で、平成２２年度・平成２３年度ともゼロであったのに３８名としていた。ウェブサイトでは、架空の数字をもとに「看護医療系全国一の合格率」と記載していたというから、驚きである。

なお、２０１３年６月の時点で、この予備校のＨＰには合格者数や合格率の記載がない。消費者庁の措置命令に従っているようである。

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